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ペット防災備蓄量 計算機

フードは何日分で何グラムか。水は何リットルか。猫砂とシーツは何枚か。 そして合計で何キロになり、そのうち何キロを持って逃げられるのか。 動物種と頭数を入れるだけで、そこまで出します。

  • 多頭飼い・種類違いをまとめて入力できます
  • 使った式と代表値は、すべて画面に出しています
  • 結果は印刷・URL保存・買い物リストのコピーができます
備蓄したペットフード 備蓄した水のボトル

このツールはブラウザの中だけで動きます。表示されない場合は JavaScript を有効にして、ページを再読み込みしてください。 入力した内容はサーバーへ送信されません。

この計算機が使っている前提と代表値

数字の根拠を隠しません。体重を入力しなかった場合に使う代表値、フード量の出し方、飲用水の係数、 トイレ用品の1日量、キャリーの重さをすべて公開します。ここに載っている値より、 お使いのフードのパッケージ表示と、かかりつけの獣医師の指示が常に優先されます。

動物種・体格 体重の代表値 1日のフード量の出し方 飲用水 トイレ用品/日 キャリー
4kg 70 × 体重^0.75 × 1.2(kcal/日)÷ 400kcal/100g 50mL/kg 砂・床材 0.3L / 袋 2枚 抱える(本体 1.5kg)
小型犬(〜10kg) 6kg 70 × 体重^0.75 × 1.6(kcal/日)÷ 360kcal/100g 60mL/kg シーツ 3枚(レギュラー) / 袋 3枚 抱える(本体 2kg)
中型犬(10〜25kg) 17kg 70 × 体重^0.75 × 1.6(kcal/日)÷ 360kcal/100g 60mL/kg シーツ 4枚(ワイド) / 袋 3枚 自力歩行を前提
大型犬(25kg〜) 32kg 70 × 体重^0.75 × 1.6(kcal/日)÷ 360kcal/100g 60mL/kg シーツ 5枚(ワイド) / 袋 4枚 自力歩行を前提
うさぎ 1.8kg 体重 × 7%(牧草・ペレット合計) 100mL/kg 砂・床材 0.1L / シーツ 1枚(レギュラー) / 袋 1枚 抱える(本体 1.2kg)
ハムスター等の小動物 0.15kg 体重 × 8%(牧草・ペレット合計) 100mL/kg 砂・床材 0.2L / 袋 1枚 抱える(本体 0.8kg)

生活用水の上乗せ

飲用水の 30%

猫砂・床材の比重

1L = 0.8kg

ペットシーツ1枚

レギュラー 30g / ワイド 55g

持ち出しに回す日数の上限

3日分(残りは在宅避難用)

ペットの備蓄は、何をどれだけそろえればいいのか

ペットの防災でいちばん多い質問が「フードは何日分いるのか」です。人の備蓄と違って、 ペット用品は支援物資として配られる保証がありません。避難所に届くのは、まず人の食料と水です。 ペットのフード、療法食、猫砂、ペットシーツは、家庭で用意した分がそのまま在庫のすべてになります。 だから、量を先に確定させることが備えの最初の一歩になります。

まず3日分、できれば7日分以上という考え方

防災の分野では、まず3日分、可能なら7日分以上という考え方が広く使われています。 3日というのは、道路や物流が動き出すまでの最初の山を越えるための線です。 ただしペット用品はその後も棚に戻るのが遅く、特定のフードや療法食は在庫が偏ります。 7日あると、店舗の再開や取り寄せを待つ余裕が生まれます。持病で薬を飲んでいる子や、 療法食を食べている子がいる家庭では、14日分を目標にする考え方もあります。 いきなり14日分をそろえようとすると量と費用で手が止まるので、まず3日分を完成させてから積み増してください。

フードの量は、体重から逆算できる

犬と猫のフード量は、体重から1日に必要なエネルギー量を出し、それをフードのカロリー密度で割り戻すと出せます。 このツールでは、安静時のエネルギー要求量を 70 × 体重(kg) の0.75乗 で求め、 そこに維持のための係数(猫1.2・犬1.6)を掛けて1日のエネルギー量にしています。 そのうえで、ドライフードの代表的なカロリー(猫用400kcal/100g、犬用360kcal/100g)で重さに戻します。 体重4kgの猫なら1日約59g、体重17kgの中型犬なら1日約260gという計算になります。 フードのカロリーは商品ごとにかなり違うので、袋の裏の表示を入力すると精度が上がります。 うさぎやハムスターなどの小動物は、牧草とペレットが中心で計算方法が違うため、 体重に対する割合(うさぎ7%、小動物8%)で概算しています。

水は、人の備蓄とは別に用意する

ここを勘違いすると、備蓄が一気に足りなくなります。人の備蓄は1人1日3Lという目安で計算されるのがふつうで、 そこにペットの分は入っていません。犬はおおよそ体重1kgあたり1日60mL、猫は50mLが目安として使われます。 さらに、食器をすすぐ、体を拭く、薬を飲ませるといった用途に3割ほど上乗せしておくと現実に足ります。 中型犬2頭を7日分そろえると、ペットの水だけで18Lを超えます。2Lのペットボトルで10本です。 これを人の分の水と同じ箱に入れると、どちらの残量も分からなくなります。ペットの水は別の箱にまとめてください。

断水したとき、水をどう確保するか

断水の対策は、ためる・もらう・使い分けるの3つです。ためるのは未開封のペットボトル水が基本です。 くみ置きの水道水も使えますが日持ちしません。一般に、直射日光を避けた常温で3日程度、 冷蔵で7日程度が目安とされています。清潔な容器に口いっぱいまで入れて、くんだ日を書いておいてください。 もらうのは給水所です。集合住宅でエレベーターが止まると、水は階段で運ぶことになります。 大人1人が階段で無理なく運べるのは8kg前後、つまり8L前後です。1日に必要な量から往復回数を先に数えておくと、 給水袋やキャリーカートを用意すべきかどうかが判断できます。 使い分けは、浴槽にためた水を生活用水(トイレ・掃除)に回し、飲用にはペットボトル水だけを使うという線引きです。 浴槽の水はペットの飲用には向きません。

合計の重さを出して、持ち出す分と家に置く分に分ける

備蓄をそろえると、次に必ずぶつかるのが「全部は持ち出せない」という壁です。 猫3匹と小型犬1頭の家庭なら、キャリーに入れた状態だけで24kgを超えます。 大人1人が抱えられる限界を、ペットだけで使い切ってしまう計算です。 この時点で、14日分の備蓄33kgを一緒に持ち出すことは物理的にできません。 だからこの計算機は、備蓄を「すぐ持ち出す分(最大3日)」と「家に置く在宅避難用」に分けて出します。 運びきれないと出たときに削るべきなのは日数ではありません。運ぶ人を増やす、キャリーカートを1台用意する、 水だけ取りに戻れる置き方にする。この3つのどれかを、平常時に決めておくことのほうが効きます。 中型犬・大型犬は自力で歩く前提で計算していますが、ケガや強い恐怖で歩けなくなることがあります。 抱えられる重さかどうかを一度試しておくと、当日の判断が速くなります。

ローリングストックで、期限切れを防ぐ

買って置くだけの備蓄は必ず切れます。フードは開封しなくても劣化しますし、 保存水にも賞味期限があります。ローリングストックは、備蓄を普段の生活で少しずつ消費して、 消費した分を買い足す方法です。周期を決めるのがコツです。 ドライフードなら30日ごとに、いちばん古い1袋を普段の食事に開けて、同じ日に1袋買い足す。 備蓄が3袋なら90日で全部が入れ替わります。保存水は90日ごとに古い順から数本を普段使いに回し、 同数を買い足すと、8回およそ2年で全数が入れ替わる計算になります。 猫砂とペットシーツは期限がありませんが湿気を吸うので、180日ごとに開封済みの袋を点検してください。 処方薬と療法食は、受診のたびに残数を書き換えるのがいちばん確実です。 周期はカレンダーの繰り返し予定に入れてしまってください。覚えておこうとすると続きません。

この計算機がしないこと

このツールは目安の数量を出すだけで、獣医療の判断は一切しません。 給餌量は年齢・活動量・体調・避妊去勢の有無で変わりますし、 腎臓病や心臓病があると飲水量の考え方そのものが変わります。 実際の量はフードのパッケージ表示と、かかりつけの獣医師の指示に従ってください。 処方薬を何日分手元に置けるかも獣医師の判断が必要です。買い置きはできません。 次の受診のときに「災害に備えて何日分まで処方してもらえるか」を相談し、その答えを記録しておいてください。

よくある質問

ペットフードは何日分備蓄すればいいですか?
防災の分野では、まず3日分、可能なら7日分以上という考え方が広く使われています。ペット用品は人向けの支援物資に含まれないことがあり、避難所や支援拠点でフードが配られる保証はありません。療法食を食べている場合や、持病で投薬している場合は14日分を目標にする考え方もあります。まず3日分をそろえてから、7日、14日と足していくのが現実的です。
水はペット用に何リットル必要ですか?
犬はおおよそ体重1kgあたり1日60mL、猫は50mLが目安としてよく使われます。体重4kgの猫なら1日200mL、体重17kgの中型犬なら1日約1,020mLです。これに食器のすすぎ・体を拭く・薬を飲ませるといった生活用水を3割ほど上乗せして備えると足りなくなりにくくなります。飲水量は季節・食事内容・体調で大きく変わるため、ふだんどれくらい飲んでいるかを一度量っておくと精度が上がります。
人の防災用の水をペットに分ければ足りませんか?
足りません。人の備蓄は1人1日3Lという目安で計算されているのがふつうで、そこにペットの分は入っていません。中型犬2頭を7日分そろえると、ペットの水だけで18Lを超えます。人の水を分けると、人の分が先に尽きます。ペットの水は人の水とは別に、別の箱にまとめて用意してください。
療法食や処方薬はどれくらい備蓄できますか?
処方薬を何日分手元に置けるかは、獣医師の判断が必要です。買い置きはできないので、次の受診のときに「災害に備えて何日分まで処方してもらえるか」を相談し、その答えを記録しておいてください。療法食は市販の店舗で在庫が限られ、取り寄せに数日かかることがあります。残りが規定の日数を切ったら発注するというラインを決めておくと切らしにくくなります。このツールは日数の考え方を示すだけで、薬の内容や量の判断はしません。
多頭飼いです。全部持ち出せません。どうしたらいいですか?
全部持ち出す前提を捨てるところから始めます。猫3匹と小型犬1頭なら、キャリーに入れた状態だけで24kgを超えます。この時点で大人1人では荷物をほとんど持てません。だからこのツールは、備蓄を「すぐ持ち出す分」と「家に置く在宅避難用」に分けて計算します。持ち出し分は3日分までを上限にし、残りは家に残す。運びきれない場合は、日数を削るのではなく、キャリーカートを用意する・運ぶ人を増やす・水だけ取りに戻れる置き方にする、のどれかを平常時に決めておいてください。
猫砂やペットシーツはどれだけ要りますか?
猫は1匹あたり1日0.3L前後の猫砂、小型犬はペットシーツ3枚前後が目安です。断水すると洗えないので、ふだんより多めに使う前提で見積もります。猫砂は1Lあたり約0.8kgとして重さを計算していますが、鉱物系はこれより重く、紙・おから系は軽くなります。重さを減らしたいときは、在宅分を鉱物系、持ち出し分を紙系にするという分け方もできます。
ローリングストックはどのくらいの周期で回せばいいですか?
ドライフードは30日ごとに、いちばん古い1袋を普段の食事に開けて、同じ日に1袋買い足します。備蓄が3袋なら90日で全部が入れ替わります。保存水は90日ごとに古い順から数本を普段使いに回し、同数を買い足すと、およそ2年で全数が入れ替わります。猫砂・シーツは180日ごとに開封済みの袋を点検し、湿気ているものから使ってください。周期はカレンダーの繰り返し予定に入れてしまうのが、いちばん続きます。
断水したとき、水道水を汲み置きしてもいいですか?
できますが、日持ちしません。一般に、直射日光を避けた常温で3日程度、冷蔵で7日程度が目安とされています。清潔な容器に口いっぱいまで入れ、汲んだ日を書いておいてください。浴槽にためた水は生活用水(トイレ・掃除)に使うもので、ペットの飲用には向きません。飲用は未開封のペットボトル水を基本にして、汲み置きは生活用水として数えるのが安全です。

このページで出る数量はすべて目安です。実際の給餌量・飲水量は、フードのパッケージ表示と、 かかりつけの獣医師の指示に従ってください。処方薬・療法食の入手には獣医師の判断が必要で、 備蓄できる量には制限があります。

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